健康の翼

健康寿命応援倶楽部

特集:鹿角霊芝(ろっかくれいし)って何?

昨今、健康寿命への感心が高まっている中、鹿角霊芝(ろっかくれいし)と呼ばれるものが密かに注目を浴び始めています。

皆様も霊芝(れいし)という呼び名はどこかで聞いたことがあると思います。少し前にブームになったアガリクス茸などと同じでキノコの種類で、日本ではサルノコシカケという呼び名のほうが有名かもしれません。

◆霊芝:れいし(サルノコシカケ科)93f00ff4098053b8e8e4374d20723760_m

まさに傘が開いた形でここにサルでしたら腰掛けれそうな感じです。

この霊芝、中国では数千年以上前から薬として珍重されてきた歴史があります。紀元前に編集された世界最古の薬物書「神農本草経」には、上・中・下に分類された365種類の薬草が記されており、人体に作用する薬効の強さによって、下薬(げやく)・中薬(ちゅうやく)・上薬(じょうやく)という具合に分類されています。

・上薬:副作用がなく、生命を永らえる

・中薬:養生に用いる

・下薬:副作用を伴うが、治療に用いる

その中で霊芝は「上薬」に登録されており、時の支配者である皇帝や貴族たちに貴重で高価な薬として用いられていました。現代においても漢方薬として用いられており、冬虫夏草や高麗人参などと並んで「三大漢方薬」に位置づけられています。

 

さて、ここからが本特集の本題です。

霊芝が「上薬」に分類されているその中で、「上薬中の上薬」と呼ばれ大変珍重されているのが鹿角霊芝(ろっかくれいし)と呼ばれるものです。

◆鹿角霊芝:ろっかくれいし(サルノコシカケ科マンネンタケ)

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鹿の角みたいな霊芝とは上手い表現です。

腰掛けみたいに傘が広がった霊芝とは形がまったく違いますが、同じサルノコシカケ科のキノコです。

近年は日本でも鹿角霊芝の人工栽培ができるようになり、昔に比べて身近な存在となってきました。

鹿角霊芝には、β-Dグルカンやトリテルペンなどの有効成分やカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどのミネラル類が多く含まれていて幅広い健康効果が期待できます。

中でも、免疫システムへの働きかけに期待が高まっています。免疫力を高めると言われるβ-Dグルカンをアガリクス茸の約3倍も含んでいて、がんの予防への期待値も高く評価されています。

このβ-Dグルカンが免疫力を高めると言われる要因は、ウイルスやがん細胞を攻撃するリンパ球の働きを助けるため、がん細胞の抑制、生活習慣病の予防が効果が期待されています。

その他に期待されている効果としては、

・美肌効果:大腸の働きを助けることで便秘を解消し、肌の調子を整える。

・アレルギー疾患の改善:免疫機能を正常にし、気管支炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹などのアレルギー症状を緩和。

このように幅広い健康効果が期待されている鹿角霊芝ですが、産地なども確認しながらできるだけ安全なものを選んでいきたいものですね。

 

 

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